| 2000年11月07日 |
| CPLアジアスポット市況、一部で1,200ドル割れ |
| ナイロン繊維在庫調整で厳しい状況続く |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
CPL(カプロラクタム)のアジア市況は、4QはCIF・トン1,400ドルが打ち出されているが、スポット市場では価格軟化が進み、一部で1,200ドルを割り込むなど厳しい状況が続いている。 メーカー筋では、3Q以降はCPLの主要用途であるナイロン繊維が需要期に入ることもあり引き合いの回復を期待しているものの、依然として需要に盛り上がりが見られない状況が続いている。一方で需要の多くを占めているナイロン樹脂、タイヤコードは堅調に推移しているものの、目立った動きが見られないこともあり、需給バランスにも緩和感が続いている。 CPLのアジアスポット市況は、直近では年初から5月頃までは1,500ドル弱で推移していたが、その後ロシア品をはじめとしたアジア域外からの玉流入などもあり軟化傾向となっており、9月には1,300ドルを割り込んでいた。メーカー側ではナフサをはじめとした原料価格の高騰もあり、価格立て直しの動きを強めているが繊維を中心とした需要動向に注目が集まっている。 一方、ナイロン繊維メーカー筋では、昨年から今年1Qにかけてはスパンデックスなどの需要面での盛り上がりがあったこともあり、繊維各社では在庫水準が高い状況が続いている見ており、ここへ来て在庫調整は進んできていることから、年末にかけては原料の引き合いも回復すると見ている。 |