2014年08月18日
旭化成の非ホスゲン法ポリカ技術、「米国化学会賞」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ

旭化成ケミカルズは13日、同社が開発した世界初の「CO2を原料とする非ホスゲン法ポリカーボネート樹脂製造プロセス」がアメリカ化学会から2014Heroes of Cemistry Awardを受賞したと発表した。
表彰式は10日(米国西部時間)、第248回ACS国際会議の席で行なわれた。日本企業の同賞受賞は初めて。

原料に毒性の強いホスゲンを使用せず、二酸化炭素(CO2)を原料とするクリーンなプロセス。省資源、省エネに加えて塩化メチレンなどの有機物を含む大量の排水を出さないため、画期的な環境調和型技術としても評価されている。

ただ、旭化成ケミカルズ自体はポリカーボネート樹脂を製造していない。一時、台湾で奇美実業と合弁事業化(旭美化成)したことはあるが、現在は完全撤退しており、ポリカーボネートの事業形態はライセンス供与のみとなっている。
だが同社はこれまでに台湾、ロシア、韓国2社、サウジアラビアの計5社にライセンスを行っており、世界市場への供給量も相当規模に達しているもようだ。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1407898773.doc