2014年08月28日
クオドラント、最高レベルの摺動性樹脂 開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:クオドラント ポリペンコ ジャパン
樹脂加工製品例

三菱樹脂の主要グループ会社であるクオドラント ポリペンコ ジャパン(本社:東京都中央区、小林茂社長)は28日、摩擦係数の低い、最高レベルの摺動性を持つ超高分子量ポリエチレン樹脂を開発したと発表した。
9月1日から商品名「タイバー・ウルトラスライドーSL UHMW-PE」として発売する。

従来の超高分子量ポリエチレン樹脂に特殊な充填剤を加え、摩擦係数を3割程度低減させた。これにより高い摺動性と自己潤滑性を実現した。

用途としてはエンプラとしての高い機能や比較的低コストで導入できるメリットを生かして、新たにエレベーターやエスカレーターのガイドレール、スライダーなどの機能部品、一般産業機械の摺動部品分野などへ広く展開を図っていく方針だ。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1409193561.pdf