2014年09月19日
小林日化協会長、「為替100ー105円水準が望ましい」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学工業協会、三菱ケミカルホールディングス

日本化学工業協会の小林喜光会長(三菱ケミカルホールディングス社長)は19日の定例会長会見で、一段と円安が進んでいることについて、「1ドル100円から105円の水準で安定的に推移するのが望ましい」としたうえで、「100円から110円もぎりぎり容認できる水準だが、それ以上円安になれば、影響の大きいエネルギーコストの上昇を招く」と語った。
また、消費税増税の反動がまだ止まらない分野が多いことについては、「最近のエチレンの稼働率が上昇していることからみても、石油化学分野ではそろそろ落ち着くのではないか」との見通しを示した。