2014年09月22日
中外と大正製薬、開発中の骨吸収抑制剤が有効
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:大正製薬、中外製薬

中外製薬と大正製薬の両社は22日、日本国内で共同開発中のビスホスホネート系骨吸収抑制剤(一般名:イバンドロン酸ナトリウム水和物)経口剤について、骨粗鬆症への有効性が第3相臨床試験で確認されたと発表した。
2015年中に国内での承認申請を行う予定。

同剤はスイス・ロシュ社が開発したビスホスホネート製剤で、強い骨吸収抑制作用が認められ、海外では月1回投与の経口剤および3カ月に1回投与の注射剤が110カ国以上で承認されている。

国内の骨粗鬆症の患者数は現在1,280万人以上と推定されており、骨量を増やして骨折の発生を抑制する薬剤が求められている。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1411367848.pdf