2014年10月07日
日立造船、「耐衝撃性バイオポリマー」開発に成功
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:NEDO、日立造船

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7日、日立造船を主体とする産学連携グループ(大阪大学、キャスコ、ウイスカ)がNEDOプロジェクト(植物イソプレノイド由来高機能バイオポリマーの開発)で、非可食性バイオマスである木本植物の杜仲(トチュウバイオマス)が作り出すバイオトランスポリイソプレンから耐衝撃性バイオポリマーの開発に成功したと発表した。

開発したバイオポリマーは、代表的なバイオ素材であるポリ乳酸(標準品)の26倍の耐衝撃性を有する。
今後、自動車産業、福祉(介護)用具産業、スポーツ産業向けのバイオ素材としての活用が期待される。

日立造船では、来春をめどに実用化したい意向だ。
同社は今後も、非可食性バイオマスから化学品までの一貫製造プロセス開発を進め、ベンチスケールによる精製プロセスの実証や出口戦略を見据えた開発に取り組む。バイオポリマーと石油由来化学品ポリマーを混合したブレンド材料や無機フィラーを用いた高強度複合材料などの高機能性材料の開発も進めていく方針。

今回の成果は、10月15日からパソフィコ横浜で開催される「BioJapan2014」、11月12日から東京ビッグサイトで開催される「グリーン・イノベーションEXPO2014」で発表する。