2014年10月14日
帝人デュポン、最高レベルの難燃性PENフィルム開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人デュポンフィルム

帝人デュポンフィルム(本社・東京都千代田区、室岡博文社長)は14日、世界最高レベルの難燃性PEN(ポリエチレンナフタレート)フィルム「テオネックスQF」を開発したと発表した。

PENフィルムは帝人グループが開発した高機能ポリエステルフィルムで、優れた強度や耐熱性、耐加水分解性、寸法安定性などを有し、有機ELディスプレイや電子ペーパー、燃料電池などエレクトロニクス製品や自動車を中心に幅広い用途に使用されている。だがこれまでは難燃性に課題(UL規格:VTM2)があった。

今回開発したQFグレードは、独自に開発した難燃フィラーを活用することで、PENフィルムの特性である強度や耐熱性を維持したまま、世界最高レベルの難燃性(UL規格:VTM-0、着火から10秒以内に自己消火)を実現した。
また、ハロゲン系難燃剤を使用していないため、環境負荷の低減も期待できる。
同社は今後、リチウムイオン電池のバッテリーラベルやフレキシブルプリント基板、フラットケーブル、照明や建材など、高い難燃性が要求される用途に展開し、2017年度に20億円の売上高を目指す。