2014年10月20日
味の素、韓国子会社のバイオ医薬品用培地新工場完工
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:味の素

味の素は20日、韓国子会社の味の素ジェネクシン(本社工場:仁川広域市)がバイオ医薬品製造に用いる培地の新工場を完工し、本格稼働を開始したと発表した。

新工場の稼働により、2020年までに2000億円規模に成長する見込みの培地市場に対し、成長著しいアジア地域を中心にグローバルな供給体制を構築する方針である。

味の素は、医薬用・食品用アミノ酸の世界№1のサプライヤーであり、アミノ酸事業の柱の一つとして、培地事業を展開している。味の素ジェネクシン社が製造する培地は、味の素グループ各社を通じてグローバルに販売するが、韓国国内では味の素ジェネクシン社が直接販売する。成長するアジア市場に製造・販売拠点を持つことで、培地の安定供給体制を確立しグローバルな新規需要獲得を目指す。