2014年10月30日
田辺三菱、モノクローナル抗体剤の適応追加申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は30日、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「レミケード点滴静注用100」(一般名:インフリキシマブ)について、腸管型ベーチェット病、神経型ベーチェット病ならびに血管型ベーチェット病の効能・効果の追加に係る製造販売の承認申請を行ったと発表した。

ベーチェット病は、再発と寛解を繰り返す全身性炎症性の自己免疫疾患で、有効な治療法が確立されていない難治性疾患。同社は、腸管・神経・血管の病変を伴うベーチェット病を対象にした国内臨床試験を行い、有効性・安全性が確認されたことから、適応追加の申請を行った。