2014年12月01日

電気化学、新姫川第6発電所建設へ環境アセス

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：電気化学工業

電気化学工業は1日、青海工場（新潟県）の水力発電基盤を強化するため、黒部川電力と共同出資（50対50）の「新姫川第6発電所」が最大出力約27,500kwの発電所新設を決め、同日、環境影響調査（環境アセスメント）の手続きを開始したと発表した。送電開始は2022（平成34）年4月の予定。 同工場では創業以来となるカーバイド、石灰窒素をはじめ、合成ゴムのクロロプレンなど、石灰・カーバイド系事業を基盤事業として展開しており、クリーンでコスト競争力に優れた水力自家発電の強化は最重要課題となる。 今回、環境アセス入りした「新姫川第6発電所」は黒部川電力との共同事業だが、電化自身はほかにも青海工場近くの糸魚川流域一帯に15カ所の流れ込み式発電所を保有している。 これらの水力発電による自社保有分の最大出力は約11万Kwとなる。さらに今年1月には、総工費約70億円をかけて最大出力約8000Kwの自家発設備新設を決めるなど、水力発電の強化に積極的だ。 関連ファイル　http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1390202819.pdf 【新姫川第6発電所・建設計画の概要】 （1）設置場所　：新潟県糸魚川市内 （2）最大出力　：約27,500Kw （3）送電開始　：平成34年4月予定 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1417412558.pdf