2014年12月04日
旭化成ファーマ、骨祖治療剤、韓国STにライセンス
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成ファーマ

旭化成ファーマ(本社:東京都千代田区、堀 一良社長)は3日、同社が創製した骨粗鬆症治療剤「テリボン」(日本製品名)の韓国における独占的開発・販売権を同国の東亞ST(本社:韓国ソウル市、パク・チャン・イル社長)に供与するライセンス契約を締結したと発表した。

「テリボン」は、骨形成促進作用を有するヒト副甲状腺ホルモン製剤で旭化成ファーマの創製。週1回の投与で、骨の質を改善しながら骨の量を増やし骨の強度を向上させる効果がある。

旭化成ファーマにとっては、2009年の前立腺肥大症治療薬「フリバス」(日本製品名)に続く、東亞STへの2件目の技術導出となる。

◆東亞STの概要
(1)会社名: 東亞ST株式会社(Dong-A ST Co., Ltd.)
(2)代表者: パク・チャン・イル(Park Chan-il)
(3)本社: 大韓民国 ソウル特別市
(4)資本金: 385億ウォン(約40億円)
(5)事業内容: 医薬品の製造、販売
(6)売上高: 4,958億ウォン(約482億円)(2013年3-12月実績)
(7)従業員数: 1,556名(2014年6月30日現在)