2000年10月27日
デンカ生研、中間期・通期の業績予想を修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:デンカ生研、電気化学工業

 電気化学工業の子会社であるデンカ生研は27日、2000年9月中間期および2001年3月期の業績予想修正を発表した。
 中間期は、下期に販売予定のインフルエンザワクチンの一部が上期の販売となったため、売上高、利益とも増加を見込んでいる。
 また10月以降もインフルエンザワクチンの出荷が、旺盛な需要に支えられ堅調に推移しており、当初計画を17万本上回る142万本を生産、全量販売する見込みとなっている。さらに下期に上市予定の新製品を含むインフルエンザ診断薬の売上増が見込まれるため、当初見込みに比べ輸出の売上高は海外在庫調整により減少するものの、通期では売上高、利益とも増加する見通し。
 なお、業績予想修正値は次のとおり。

[2000年(平成12年)9月中間期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 3,845(3,550)295 8.3
◇経常利益 900(620)280 45.2
◇当期純利益 380(260)120 48.2

[2001年(平成13年)3月期通期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 8,000(7,950)100 1.3
◇経常利益 1,450(1,370)80 5.8
◇当期純利益 640(590)50 8.5