2014年12月09日
住友化学、米モンサントと南米でも雑草防除で長期協力
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学

住友化学は9日、米モンサント社と先の米国市場に続いて、南米ブラジルおよびアルゼンチンでも農作物保護(雑草防除)分野で長期的な協力関係構築していくことで合意したと発表した。

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モンサント社は、世界的な除草剤ブランド「Roundup」と、同剤への耐性を付与したさまざまな遺伝子組み換え作物「Roundup Ready」の種子を組み合わせた、効果的、経済的な雑草防除体系「Roundup Ready PLUS」を推奨している。

一方、住友化学がグローバル展開中のフルミオキサジンなどの除草剤は、「Roundup」の有効成分であるグリホサートに抵抗性を持つ雑草に有効で、米国では住友化学100%子会社のベーラントU.S.A.社の製品群がモンサント社の雑草防除体系に組み込まれ雑草防除に効果を挙げてきた。

今回、ブラジルやアルゼンチンでも協力関係を構築し、同事業の拡大を図ることになった。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1418087747.pdf