2014年12月15日
日立化成、通期予想修正 純利益予想比16%減
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日立化成

日立化成は15日、2014年度の業績について、希望退職者の募集に伴う退職加算金費用約130億円をを特別損失として計上すること、福島第一原子力発電所の事故に伴う東京電力からの受取補償金(約20億円)を特別利益として計上するなどにより、当初予想を修正したと発表した。
急激な円安の影響による売上高・利益増加要因がある一方で、下期の需要見通しが当初想定を下回り、半導体用材料、配線板材料、蓄電デバイス等が物量減となる見通し。

最終利益は前回予想比40億円(16%)減の210億円となる見込み。

【日立化成・25年3月期通期(連結)予想】単位:百万円 ( )前回予想
◇売上高     530,000(523,000)
◇営業利益    37,000(36,000)
◇経常利益    41,000(36,000)
◇当期純利益   21,000(25,000)
◇1株当たり純利益  100.84円(120.05円)