2014年12月15日
日本錬水、アサヒマスからアジア最大塩水2次精製装置受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本錬水

三菱レイヨンは15日、グループ会社である日本錬水(本社・東京都千代田区、町田真哉社長)が旭硝子のインドネシアにおけるか性ソーダ・塩ビ製造販売子会社、アサヒマス・ケミカル社から塩水2次精製装置を受注したと発表した。

今回受注したのは、か性ソーダの製造プロセスで使われるイオン交換膜電解設備の前処理を行う塩水2次精製装置で、東南アジアでは最大規模の精製能力を有する装置となる。日本錬水はすでに同社に塩水2次精製装置を納入しており、今回で3系列目の納入となる。ボイラ給水用純水装置も同時受注しており、2015年末までに稼働開始の予定。

日本錬水のシンガポール子会社であるMRCレンスイ・アジア社が契約締結した。三菱化学社製のキレート樹脂により高純度の塩水から得られ、2塔式で省スペースでの設置が可能などの技術力や実績が評価された。