2000年10月26日
ナフサの3Q輸入通関価格、平均2万700円に
前年同期を5,000円(31.8%)上回る
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 大蔵省が26日にまとめた9月の輸入通関統計によると、石油化学用ナフサの同月の総輸入量は203万6,000キロリットル、一方の総輸入金額は435億8,300万円となった。1キロリットル当たりの加重平均価格は約2万1,400円ということになる。
3ヵ月連続の上昇である。前月の加重平均価格に比較すると500円(2.5%)、前年同月に対比すると4,600円(27.7%)それぞれ高い。
 この結果、7~9月期の総輸入数量は759万8,000キロリットル、総輸入金額は1,571億5,500万円となった。これに伴う同期の1キロリトル当たりの加重平均価格は2万700円となる。6・四半期連続の上昇である。四半期単位の輸入単価が同2万円台に乗ったのは、2万100円を記録した97年第1・四半期いらいのこと。
 同期の平均単価を前期に比較すると1,000円(5.1%)高い。前年同期に対比すると5,000円(31.8%)のアップとなる。前年同期を大きく上回ったのは、原油同様にナフサの国際スポット相場がこの1年で急騰したことによる。為替は円高に変わっている。
 このように同期の輸入価格が確定したことによって、同期の国産ナフサ価格は2万2,700円に引き上げられる見通しとなった。石油化学企業は多くの製品価格をこれまでのナフサの上昇分見合いのところまで引き上げるに至っていない。それだけに7~9月期のナフサの続騰は収支バランスを一段と強く圧迫することになる。しかも、8月以降の国際スポット相場の高騰から判断して10~12月期の輸入価格はさらに高くなるのが必至の見込みにある。

http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/price/naphtha>国産ナフサ価格推移(表)
http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/price/graph>国産ナフサ価格推移(グラフ)
http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/price/graph2>国産ナフサ価格推移1998~(グラフ)

http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/price/oncif>原油・ナフサ輸入CIF価格推移(表)
http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/price/oncifg>原油・ナフサ輸入CIF価格推移(グラフ)