2015年01月07日
三菱化学、日亜化学など4者「赤色蛍光体特許」相互利用
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日亜化学、三菱化学

三菱化学は7日、日亜化学(本社:徳島県阿南市、小川英治社長)との間で、白色LED用として広く使用されている窒化物系の赤色蛍光体に関する特許のクロスライセンス(相互実施許諾)契約を締結したと発表した。

対象となる特許には両社のほか、独立行政法人 物質・材料研究機構(NIMS)およびシチズン電子(本社:山梨県富士吉田市、郷田義弘社長)が保有する関連特許も含まれる。また三菱とNIMSが米国に共有する基本特許も4者の共有とすることで合意した。

従来の白色LEDは、蛍光体に黄色蛍光体を使用していたこともあり、自然光に対してやや赤み成分が不足していた。三菱化学などが開発した窒化物系の赤色蛍光体を使用すると、この問題が解消して自然光に近い白色を実現する。

すでに照明やLCD用バックライト等、さまざまな用途に使用されている。

三菱化学、日亜化学の両社は今回、特許をクロスライセンスすることで一層の権利の安定化が図られ、両社の事業基盤強化につながるとしている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1420608242.pdf