2015年01月26日
文科省、遺伝子生物不適切使用で林原と東大厳重注意
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:文部科学省

文部科学省はこのほど、林原(本社・岡山県岡山市、長瀬玲二社長)及び東京大学に対し、遺伝子組換え生物等の不適切な使用について、文書による厳重注意を行った。
同省によると、林原は研究開発本部で遺伝子組換え試薬に用いた実験器具及び廃液を不活化処理せずに廃棄していた例が9件あった。
東京大学では、遺伝子組換え生物を含む培養液を実験棟間で運搬する際に容器を破損し、培養液を漏出した。東大では漏出した培養液を可能な限り回収し、殺菌消毒処理して組換え生物が検出していないことを確認した。

これらに対して文科省は、再発防止のための措置を徹底するよう厳重注意した。