2000年10月25日
通産省、来年度「ナノテクノロジー」基本計画固まる
構造設計から応用分野まで幅広い取り組み
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

 通産省は来年度から21世紀の革新技術として期待されている材料ナノテクノロジーの研究開発に取り組むが、このほど基本計画がまとまった。
 プロジェクトは(1)ナノ構造設計・材料プロセス技術開発(2)ナノ材料の知的基盤整備(3)材料技術の体系化・知識の構造化、の3部門からなり、13年度予算要求額は50億円。研究期間はテーマにもよるが13年度~19年度の7年間となっている。
 このうち化学課が原課となって推進するのは(1)のナノ構造設計、材料研究のうちの「精密高分子の研究開発」と「ナノ粒子の合成、機能化技術」の2テーマ、精密高分子の研究開発では高分子材料の性能、機能の高度化や高分子の構造を精密に制御する基盤技術の確立を図る。応用分野についても要素技術確立を目ざす。また、ナノ粒子の合成、機能化研究では、とくにナノ粒子の機能付加プロセス技術の基盤確立に目標を置いた研究を行うとしている。