2015年02月03日
大日精化、メキシコ樹脂コンパウンド会社 操業開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:大日精化工業

大日精化工業は、三菱商事と合弁で2013年11月にメキシコのグアナファト州に設立した樹脂コンパウンド製造・販売会社DC Color Mexicana(高原竜哉社長)が操業を開始したと発表した。

メキシコは2014年の自動車生産台数が中南米でトップになると予想されるなか、自動車メーカー各社が今後も米州地域への輸出拠点として進出が相次ぐと予想されている。これと同時に部材メーカーの進出が見込まれ、樹脂コンパウンドの需要も伸長するとみられている。

メキシコの新会社は、米国の樹脂生産拠点と工場敷地内が鉄道で結ばれており、陸送よりも大量・低コストでの原材料搬入が可能。ストックヤードなどのスペースも考慮してレイアウト設計を行った。
大日精化では、これまでの幅広い樹脂コンパウンド生産実績を活かして、メキシコでの事業拡大に注力していく方針である。