1999年12月09日
第2回内分泌撹乱化学物質問題に関する国際シンポジウムが開幕
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

 環境庁主催の「第2回内分泌撹乱化学物質問題に関する国際シンポジウム」が9日、神戸国際会議場で開幕した。会期は11日までの3日間。
 初日は、午前9時から午後6時20分までの間に2つの会場を使って3つのセッション別に専門家の発表とそれを巡ってのディスカッションが行われた。各セッションのテーマは、セッション1が「スクリーニング試験とホルモン活性」、セッション2が「作用メカニズム」、セッション3が「魚類の試験法」。内外の著名な専門家19人が講演、それぞれの発表内容すべてに対して多数の参加者から活発な質問が寄せられた。
 多くのスピーカーが、様々な動物実験の結果、エンドクリン作用物質が生物に何らかの影響を及ぼすことが確認できたとの発表を行った。ただし、最も重要なポイントである投与量の多寡については説明がなく、同問題の解明にはなお多くの研究の積み重ねが必要な点が浮き彫りにされるかたちとなった。
 また、同日午後6時40分から9時までの2時間強にわたって講師4人による「ナイトセッション」も行われた。当日の来場者は約1,300人であった。
 2日目は、「野生生物への影響」、「日本での調査研究」、「健康影響」、「基礎生物学と環境毒性学」の四つのセッション別の講演と質疑応答が行われる。