| 2000年10月20日 |
| 通産省、汎用4樹脂の3Qの品種別出荷実績まとむ |
| 同じ品種でも樹脂によって増減に大きな差 |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
通産省基礎産業局は20日、汎用4樹脂(ポリオレフィン3樹脂とPS)の7~9月期(今年第3・四半期)における品種別(需要分野別)の出荷実績をまとめた。 この中では、同じ品種でも樹脂によって対前年同期比に大きな差が生じている点が注目される。例えば、ポリオレフィンの主力品種の一つであるフィルム用グレードの場合も、PPでは6%の伸びとなっているものの、LDPEのフィルム用は2%増にすぎず、HDPEにいたっては前年の横並びに終わっている。HDPEのフィルム用品種がゼロ成長となったのは、安価なレジ袋の輸入が一段と活発になったためと見られている。 フィルム用に次ぐ出荷規模の射出成形用品種も同様にばらつきが目立つ。HDPEの射出成形用は9%もの高率成長となっているが、PPは3%、LDPEは2%の増加にとどまっている。PPの射出成形用の伸び率はこれまでに比べてかなり鈍化しているが、これは自動車部品用の需要の伸び悩みが影響してのものと言える。 一方、PSを含めた4樹脂の中で特に対前年同期伸び率が高いものとしては、LDPEの電線被覆用(7%増)、HDPEのパイプ用(24%増)と射出成形用(9%増)、PPの繊維用(19%増)、PSの雑貨・その他(10%増)--などが挙げられる。中でも目立つのはHDPEのパイプ用の伸びだが、これは、光通信ケーブル向けと家庭の給排水向けの需要がともに大きく伸びたことによるもの。 http://www.c-nt.co.jp/data/miti/polyindex.html">四大樹脂分野別需要実績推移(通産省) |