| 2000年10月20日 |
| アジア市場のSM、ユーザーが米国玉の様子見で取引は低調 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
SM(スチレンモノマー)のアジア市場は、中国が国慶節の休みから明けた今週から引き合いが強まり市況が上昇すると思われていたが、今月末から来月にかけて米国からの玉がアジア市場に入ってくることから、ユーザー側は様子を見ており、取引は低調に推移している。 SMのアジア市況は、7~8月のトン当たり700~720ドルから、8月末になって急速に上昇、9月上旬には780~790ドル、その後820~830ドルまで値上がりした。10月に入り中国が国慶節で休みになったため再び800ドルを割り込んだが、PS(ポリスチレン)、ABS樹脂のユーザーの在庫はややショート化していることから、休み明けの今週から引き合いが強まり、再び市況が上昇すると見られていた。 しかし現在、米国から10月末~11月着の予定で2~3万トンのSM玉がアジア市場に向かっていることから、ユーザーが様子見の状態にあり、取引自体ほとんどないものの、買うとすれば730~740ドル程度になると見られている。米国玉のオファー価格は、710ドル前後になると見られ、市場に先安感が出てきた。 すでに700ドル割れの可能性を懸念する声もあるが、先行きの見通しは困難な状態にある。 |