2000年10月19日
鐘淵化学、か性ソーダを11月1日出荷分から値上げ
キロ7円以上、電力単価、原料塩の上昇でコストアップ
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 鐘淵化学工業は19日、液体か性ソーダの販売価格について、11月1日出荷分からキロ当たり7円以上の値上げを実施する、と発表した。
 か性ソーダの国内価格は、過去数年来低迷が続いており、採算是正が急務となっていた。さらにここへ来ての原油の騰勢による重油価格の急激な高騰で電力単価が上昇、輸入工業塩のアップもあって電解コストが大幅に上昇し採算是正が避けられない状況となっている。
 さらに、国内では一部の生産設備が廃棄されるなど生産調整も進んでおり、塩ビ原料のEDC(二塩化エチレン)の価格下落やエチレン価格の高騰から、同社でも10月から電解稼働を調整せざるを得なくなっていた。
 こうした状況により、早急な採算是正を図るため、今回の値上げに踏み切ったもの。