2015年04月15日
岐阜大など、炭素繊維強化樹脂「歯車」を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

岐阜大学の金型創成技術研究センター(山下実センター長)は15日、金型専業メーカーのセントラルファインツール(本社:岐阜県恵那市、三宅和彦社長)と共同で炭素繊維織物によって強化した樹脂製の歯車を開発、特許出願したと発表した。

新開発した歯車は軽量で強度に優れているため、自動車等に使用される金属製歯車に代替できる。
製品寿命が延びる、生産コスト面でも有利など、多くの特長を持つ。

研究のきっかけは、航空機などに使用されるCRFP(炭素繊維強化プラスチック)の応用。他の分野で有効利用できないかと考えたのがはじまりという。ただCRFPは、高い強度と軽さを併せ持つものの加工が難しく、機械部品の大量生産には向いていなかった。そこで今回、新たな工法と製品化技術を開発し特許出願した。

炭素繊維織物と樹脂を一体成型した金型と、成形品の歯車自体を出願対象としている。
樹脂の中に炭素繊維を組み込み、歯のつけ根にかかる応力を弱めることで製品寿命の延長を可能にした。

同製品は4月15~18日東京ビッグサイトで開催の「第26回金型加工技術展」に出展中。