2015年04月17日
武田薬品、京大iPS細胞研と10年間の共同研究契約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は17日、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)との間で、心不全、糖尿病、神経疾患などにおけるiPS細胞技術の臨床応用に向けた共同研究実施契約を締結したと発表した。

山中伸弥CiRA所長が研究全体を指揮し、武田薬品は長期にわたる研究費用と藤沢市にある湘南研究所内の研究設備を提供する。

iPS細胞技術は、医療の未来に大きな変革をもたらし、その応用は創薬研究、細胞治療、薬物安全性評価など多岐にわたる。CiRAと武田薬品は10年間にわたり、CiRAが主導する研究プログラムを共同実施する。