2000年10月19日
台湾のエチレン需給バランス、なお当分はタイト
11月初旬からエチレン装置2基が運休の予定
【カテゴリー】:海外
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 わが国の複数のエチレンセンターが入手した情報によると、台湾では11月初旬から来年1月上旬にかけてエチレンプラント2基が相次いで運休する見通しとなった。
 その一つは、CPC(中国石油)・林園の年産38万5,000トン能力の第4エチレンプラントで、定修のため11月3日から来年1月3日まで運休する予定。もう一つは、FPC(台湾プラスチック)・麦寮の同45万トン能力の第1号エチレン装置で、11月中旬から同じく定修のため約1ヵ月間運休する模様。ただし、FPCの場合は単なる定修ではなく、デボトルネックの工事を合わせて実施するとの見方が有力である。年産60万トンへの能力アップが計画されていると見る向きが多い。
 台湾では、さる11日にFPCの同90万トン能力の新エチレンプラントが操業に入ったばかりのところ。この結果、台湾全体のエチレン生産能力は、CPCの同101万5,000トンとFPCの同135万トンの合計同236万5,000トンとなっている。しかし、FPCの新プラントがフル操業に入るまでにはなおしばらく時間がかかる見通しであり、しかも2基合計同83万5,000トン装置が定修・運休するので、同国の当面のオレフィン需給バランスは引き続きタイトのまま推移する公算が濃厚と言える。