2000年10月18日
豪州向けか性ソーダ交渉、スポット市況上昇受けての打ち出しへ
100ドル台後半を視野、11月以降に開始へ
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 か性ソーダの豪州向け輸出価格交渉がまもなく始まるが、米国の輸出価格が需給タイト感から上昇していることもあり、来年上期分は100ドル台後半を目指しての交渉となる公算が大きい。
 か性ソーダの豪州向け価格は上期(1~6月)と下期(7~12月)に分けて決められているが、今年は上半期が130ドル、下半期が80ドルで決着している。1999年も上半期150ドル、下半期75ドルと上半期に大きく上昇する状態が続いているが、来年の上半期についても現在の需給、スポット市況、原油高によるエネルギーコストの上昇などを考慮すると大幅に上昇した水準での交渉となるものと見られている。
 商社筋では、米国オキシデンタルなど電解メーカー各社では今年夏以降、市況の立て直しを進めてきており、減産を継続、現在は在庫が大幅に減少し一転して需給タイト感が広がっている。こうした状況から一部スポット玉は200ドルを超える水準となっている。
 一方、アジアでもこうした米国輸出玉の上昇を受け、スポット市況は100ドル台半ばでの取引となっており、豪州の長契価格についても100ドル台後半を視野に入れた交渉になるものと予想されている。正式な交渉は11月以降に開始される。