2015年05月15日
武田薬品・最終損失1430億円、米国訴訟 影響大きく
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業が15日発表した15年3月期連結決算は、糖尿病薬「アクトス」をめぐる米国での製造物責任訴訟問題への対応費用に計27億ドル(3,241億円)を引当計上したため、営業利益、経常利益は大幅減益となり、最終損益は1,430億円の赤字になった。

【武田薬品工業・15年3月期(連結)決算】単位:百万円 ( )前期増減率%
◇売上高     1,777,824(5.1)
◇営業利益    △129,254(ー)
◇経常利益    △145,437(ー)
◇当期純利益   △143,034(ー)
◇1株当たり純利益  △185.37円(135.10円)

<2016年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )前期増減率%
◇売上高   1,820,000(2.4)
◇営業利益    105,000(ー)
◇経常利益    115,000(ー)
◇当期純利益   68,000(ー)
◇1株当たり純利益  86.53円