2015年06月05日
帝人子会社、パイル構造の新快適素材開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

帝人フロンティア(本社:大阪市中央区、日光信二社長)は、タオルのパイル構造を再現することにより、ポリエステル100%でありながら、優れた吸水性やソフトな風合い、独特の嵩高軽量性を併せ持つ、新しい快適素材「デルタTL」を開発したと発表した。2016年秋冬向けスポーツウエア用の重点プロモーション素材と位置付け、今後、スポーツ用途を中心に用途展開し、拡販していく方針だ。

これまで、嵩高構造を持つ合成繊維商品としては、長年フリースが広く使われているが、起毛商品であることから秋冬商品に限定される問題点があった。

帝人フロンティアでは、すでにスポーツ素材として確立している「デルタ」シリーズの技術と、このほど開発したパイル用の新規仮撚糸をベースとするテキスタイル技術との融合により、タオルのような優れた吸水性能とソフト風合い、独特の軽量嵩高感を併せ持つ「デルタTL」の開発に成功した。洗濯耐久性に優れ、洗濯後も快適性を損なうことがない。

同社は、スポーツ用途、インナー、ユニフォームなどのほか寝具や産業資材用途などにも幅広く展開していく考えだ。2015年度は1万メートル、2016年度には10万メートル、2019年度には50万メートルの販売を目指す。