2000年10月13日
か性ソーダ、米国および欧州の値上げが今月から浸透
米国は第2次値上げも浸透へ
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 大手商社筋によると、か性ソーダの米国および欧州の値上げ交渉は、需給バランスの改善などを背景としてそれぞれ10月出荷分から浸透した。
 米国では、PVC需要の大幅な落ち込みから、6月以降電解メーカーは大幅な減産を継続しており、在庫が急激に減少している。こうした中、大手メーカーでは第1次として50ドル、第2次で60ドルの値上げを打ち出したが、第1次分については10月出荷分から浸透した。さらに、原油価格の高騰もあり、第3次値上げを打ち出される見込みで、第2次分についても浸透するものと見られている。この値上げが浸透するとFOB・170~180ドル水準になるが、スポット価格は一部で200ドルを超える契約も出始めている。
 一方、欧州でもPVC需要の減少から電解メーカーでは減産に踏み切っているが、プラントトラブル、米国からの輸入玉の減少もあり、在庫が大幅に減少している。価格については8月までは下落が続いていたものの、原油などエネルギーコストの上昇により、10月から65ユーロの値上げがほぼ浸透した。