2015年07月01日
環境省「放射能除染のための国際シンポ」10日開催
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:環境省

環境放射能除染学会主催、環境省共催で「放射能除染のための国際シンポジウム」が7月10日9時30分に東京都江戸川区のタワーホール船堀で開催される。参加費は無料。

東日本大震災に起因する原子力発電所事故により放出された放射性物質による環境汚染について、国際的・専門的な知見を共有し、確実かつ効果的な対策の推進を図るのが狙い。

シンポジウムでは、「除染及び中間貯蔵施設の現状」(早水輝好・環境省大臣官房審議官)、「陸域環境における放射性セシウムの挙動と存在形態」(塚田祥文・福島大学環境放射能研究所教授)、「森林生態系における放射性セシウムの沈着と動態」(金子真司・森林総合研究所立地環境研究領域長)、「放射性セシウムの環境分布と動態の理解に向けて」(宮原要・JAEA福島環境安全センター副センター長)の講演が行われる。

さらに、欧州における経験・報告として「チェルノブイリ事故後の森林の放射性物質汚染対策の教訓について」、「チェルノブイリ事故後のノルウエーの経験と環境中放射能への着眼点について」の2件が報告される。
問い合わせ先は、シンポジウム事務局(TEL:03-6721-5083)。