2015年07月17日
三菱樹脂、オーストラリア植物工場完成
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱樹脂
太陽光利用型植物工場外観

三菱樹脂は17日、オーストラリアに広さ5000平方メートルの大規模植物工場が完成し“安全で新鮮”な無農薬野菜の生産を開始したと発表した。
当面はホウレンソウなどの葉菜類からスタートする。年産目標は80トン、売上高1億5000万円の見込み。

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昨年7月に100%出資の現地法人 「KAITEKI Fresh Australia 」を設立、ビクトリア州に手当した約5000平方メートルの農地に太陽光利
用型の植物工場建設を開始した。グループ会社が持つ閉鎖型苗栽培システム「苗テラス」と、葉菜類養液栽培システム「ナッパーランド」を組み合わせて完成した。

安全で安心。そのうえ少量の水でよいため、干ばつや水不足に絶えず苦しむオーストラリアには最適。
製品の野菜は地元のスーパーへ出荷するが、「向こうでも喜ばれているので、今後はブランド化をめざします」と同社ではいっている。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1437104043.pdf