2015年07月24日
協和キリン、新乾癬治療剤、第3相試験で有効性確認
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは、乾癬を対象として開発中の新薬(一般名:Brodalumab)について、局面型皮疹を有する尋常性乾癬および関節症性乾癬を対象に実施した国内第3相継続長期投与試験で良好な結果を得たと23日発表した。また、膿疱性乾癬および乾癬性紅皮症を対象にした国内第3相試験で長期投与における有効性と安全性を確認した。

局面型皮疹を有する乾癬患者を対象にした試験は、症例数145名で、52週にわたる投与試験の結果、長期的な効果の維持と安全性が確認された。膿疱性乾癬患者および乾癬性紅皮症患者に対する試験は症例数30名。高い有効性と長期的な効果の維持が確認された。