2015年07月24日

大日住友薬・京大・日立「再生医療産業化」へ共同研究

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：日立製作所、大日本住友製薬

大日本住友製薬、京都大学iPS細胞研究所、日立製作所の3者は24日、経産省及び日本医療研究開発機構の2015年度「再生医療の産業化に向けた評価手法の開発」の委託先として採択され、共同研究に着手すると発表した。 これまで京都大学と大日本住友製薬はヒトiPS細胞を用いたパーキンソン病治療法の実用化に向けて共同研究を進めてきた。一方、日立製作所は細胞自動培養技術の開発に注力。3者の研究が一体化することで、今回採択された、再生医療の産業化に向けた取り組みがさらに進展するとみられる。 3者は、今回得られた成果を活用し、iPS細胞による世界初のパーキンソン病治療法の実用化をめざす。 ■3者の研究内容と分担 ・抗体を用いたセルソーティングプロセスの評価手法開発　：大日本住友製薬 ・中間体および最終製品等の細胞凍結保存の評価手法開発　：大日本住友製薬、京都大学 ・細胞自動培養装置の導入に伴う加工プロセス改良時の妥当性評価　：日立製作所、大日本住友製薬 ・非臨床試験での細胞の有効性と安全性についての予備検討と理論構築　：京都大学 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1437713191.pdf （英文） Sumitomo Dainippon Pharma, CiRA and Hitachi Start Joint Research on・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1437714335.pdf