2015年08月04日
電気化学、大連に金属複合材料の新工場竣工
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:電気化学工業

電気化学工業は4日、中国の大連に金属複合材料「アルシンク」(商品名)新工場が竣工したと発表した。
今後、現地法人の電化電子材料(大連)有限公司が運営していく。

「アルシンク」は、2002年に電気化学が開発したアルミと炭化珪素を複合させた金属複合材料(MMC)で、高い放熱特性を有し、軽量かつ高強度で環境温度の変化に強いことから、高速鉄道車両モーターを制御するインバーターのパワーモジュール放熱プレートとして使用されている。

3日に開催した竣工式で、吉高紳介社長は「高品質製品の供給を通じて中国社会の発展に尽くしたい」と挨拶。式典・披露パーティには金普新区管理委員会の張主任をはじめ中国政府関係者、工事関係者、ユーザーら多数が参加し、新工場の門出を祝った。