2015年08月25日
日立化成 新神戸電機の吸収・再編計画まとむ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日立化成

日立化成は25日、完全子会社の新神戸電機を2016年1月1日付で吸収合併するのに伴い、新神戸電機の完全子会社である新神戸テクノサービスを日立化成、新神戸プラテックスは日立化成オートモーティブプロダクツがそれぞれ吸収合併することを決めたと発表した。

日立化成は今年3月、新神戸電機の吸収合併を決めた後、具体的な再編策を検討してきた。この結果、新神戸テクノサービスは、主に新神戸電機の電池関連部品の製造および物流業務を担当していることから、新神戸電機と同時に日立化成に吸収合併し、業務の効率化・合理化を推進する。
消滅会社の新神戸テクノサービス(本社:埼玉県深谷市、陌間宏社長)は資本金5000万円(新神戸電機100%)、15年3月期の売上高(単体)44億7800万円。

またプラスチック製品を製造する新神戸プラステックスは、日立化成の完全子会社で自動車用樹脂成形品を製造する日立化成オートモーティブプロダクツに吸収合併し、生産力の強化と合理化を図ることが得策と判断した。
存続会社の日立化成オートモーティブプロダクツ(本社:福岡県田川市、片寄光雄社長)は資本金4億円(日立化成100%)で、15年3月期売上高(単体)217億3600円。消滅会社となる新神戸プラステックス(本社:大阪府枚方市、西浦義文社長)は資本金4000万円(新神戸電機100%)で同じく単体売上高は66億円。