2015年08月26日
タカラバイオ、大腸菌、赤痢菌など3種 同時に高速検出
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:タカラバイオ

タカラバイオは26日、腹痛や下痢などの病原菌である腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、赤痢菌の3種類の細菌を同時に高速で検出する検出試薬「Takara 腸管系病原菌検出キット」9月16日から発売すると発表した。

これまでは検便によるスクリーニング検査が行われてきたが、寒天培地での培養に時間と手間がかかるという課題があった。タカラバイオが開発した検出キットは、上記3種の菌の遺伝子をPCR法で増幅し、細菌の有無を同時に検出する方法。サンプル調整後37分で判定できる。
短時間で検出可能なため、今後、検便検査を実施する検査会社などでの利用が見込まれるとしている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1440570573.pdf