2000年10月06日
日石三菱、原油処理能力を12万1,000バーレル削減へ
和歌山石油精製は原油処理設備を停止
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 日石三菱は6日、同社グループ会社の日石三菱精製(同社100%)および和歌山石油精製(同社50%)の合理化・効率化の一環として、原油処理能力を日量12万1,000バーレル削減する、と発表した。
 2001年4月1日をもって日石三菱精製は、室蘭精油所で1万6,000バーレル、根岸精油所で2万5,000バーレル、水島精油所で3万バーレルと合計7万1,000バーレルの原油処理能力を削減。和歌山石油精製では海南精油所の5万バーレル原油処理設備を停止する。
 コスト削減効果としては、日石三菱精製の原油処理能力削減による精製変動費の削減などでグループ全体として年間約10億円を見込み、和歌山石油精製の原油処理停止により、固定費の削減などで約30億円を見込む。また、能力削減により精油所稼働率は、現在の約75%から2001年度では約85%に向上する見込み。
 なお、和歌山石油精製は、2001年4月から原油処理を廃止するのに伴い、潤滑油製造特化型の新生産体制へ移行する。

<参考>
日石三菱グループの精油所と原油処理能力(単位:BD=バーレル/日)

製油所名          現状    削減後   増減
                   (2001年4月以降)
室蘭精油所(日石三菱精製) 196,000BD 180,000BD ▲16,000BD
横浜精油所(日石三菱精製)  0BD  0BD -
根岸精油所(日石三菱精製) 385,000BD 360,000BD ▲25,000BD
水島精油所(日石三菱精製) 260,000BD 230,000BD ▲30,000BD
仙台精油所(東北石油)   145,000BD 145,000BD -
富山精油所(日本海石油)   60,000BD  60,000BD -
海南精油所(和歌山石油精製) 50,000BD  0BD ▲50,000BD
大阪精油所(興亜石油)   125,000BD 125,000BD -
麻里府精油所(興亜石油)  127,000BD 127,000BD -

日石三菱グループ合計  1,348,000BD 1,227,000BD ▲121,000BD