| 2015年09月16日 |
| 生物研、古代米(紫黒米)の原因遺伝子特定 |
| 【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:なし |
農業生物資源研究所(生物研)は、富山県農林水産総合技術センターと共同で、古代米として知られる紫黒米(しこくまい)品種の原因遺伝子を特定したと発表した。 紫黒米品種の黒米形質(お米が黒くなる性質)のメカニズムが、Kala4(カーラ4)遺伝子の変異であることを特定した。 Kala4遺伝子は、イネのさまざまな場所で働き、米粒ではアントシアニンをつくるための複数の遺伝子を働かせることがわかった。約50品種のイネの遺伝子を調べ、紫黒米がいつ頃、どの系統で発生したかをつかんだ。 紫黒米の起源は、イネが栽培化された後、熱帯ジャポニカ種で起こった突然変異であることがわかった。突然変異は、Kala4遺伝子の働きを制御する配列に起こった。突然変異はその後、自然交配によりインディカ米にも移り、アジア地域に広がった。 これらの成果により、栽培されている白い米の品種に黒米原因遺伝子を導入することが容易になった。 同研究成果は9月11日(米国東部時間)の「The Plant Cell」(オンライン)に掲載された。 |