2015年09月16日

日本イーライ・大日住友、週1回投与糖尿病薬 発売

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：大日本住友製薬

大日本住友製薬と日本イーライリリー（本社：神戸市、パトリック・ジョンソン社長）の両社は16日、「2型糖尿病」を適応症として今年7月に厚労省から製造販売承認を取得した、週1回投与の糖尿病治療薬「トルリシティ」（一般名：デュラグルチド・遺伝子組換え）を新発売したと発表した。 「トルリシティ」は、週1回投与のGLP-1受容体作動薬で、食事などによって血糖値が高くなった場合に血糖値依存的に、インスリン分泌を促進する効果がある。週1回の投与でよく、注射針があらかじめ取り付けられた1回使い切りのユニークなオートインジェクター型注入器で投与される。 製造は大日本住友製薬が行い、日本イーライリリーが販売元となる。同薬はすでに世界45カ国・地域で製造販売承認され、うち米国や欧州など10カ国以上で販売が行われている。 日本での薬品名「トルリシティ 皮下注0.75mgアテオス」。薬価は1キット 3,586円。