| 1999年11月12日 |
| 千代田化工、ダイオキシン常温触媒分解技術を地方自治体などに提案 |
| INCHEM TOKYO 99で実証デモプラントを一般初公開 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
千代田化工は11日、昨年11月に発表した飛灰中のダイオキシン類を分解処理出来る技術(千代田ダイオキシン常温触媒分解技術)について、このほど「ダイオストッパー」と命名、ダイオキシン類処理の対策を検討している日本全国の地方自治体、広域組合などに採用を積極的に提案していく、と発表した。また11月16~19日にかけて東京ビックサイトで開催される「INCHEM TOKYO 99」において、今年6月から稼動している可搬式実証デモプラントを展示公開して模擬運転を行い、初めて技術内容を一般公開する。 このデモプラントは、毎時10キログラムの飛灰処理能力を有し、人口10万人都市の一般廃棄物焼却炉から排出される飛灰の10分の1に相当する。ダイオストッパーは、複数の自治体、広域組合などの協力を得て、今年6月から一般廃棄物焼却施設で実証試験を行ってきた。この結果、飛灰中のダイオキシンについて100%近い分解率が証明されており、来年1月から施行されるダイオキシン類特別措置法で適用されるばいじん中のダイオキシン規制をクリアーできることが確認されている。さらに今回、宮崎県都城北諸県広域市町村圏事務組合の協力で、9月下旬から都城市にある同清掃工場での実証試験を進め、完了した。 同社は、ダイオストッパーの販売にあたって、可搬式の実証デモプラントを複数機増設し、現地での実証試験体制を強化するとともに、エンジニアリング会社として、ダイオキシン類の除去のみならず、大気、水、土壌の汚染防止、廃棄物処理、リサイクル等の問題を念頭におき、初期の検討段階からユーザーー側の立場に立って環境問題に関する対策を検討し、さまざまな要素を組み合せて具体的な提案を行っていく方針。装置を販売するだけでなく、システムの提供も含めダイオストッパーの技術を中核に、保有する環境技術と長年にわたり培ってきたプロジェクト遂行力を駆使していく。 |