2015年09月28日
大正製薬、経皮吸収型鎮痛消炎剤の承認取得
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:大正製薬

大正製薬は28日、連結子会社であるトクホン(本社:東京都豊島区、福留潤一社長)と共同開発した経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコアテープ」(商品名)について、同日、「変形性関節症における鎮痛・消炎」を効能・効果として製造販売承認を厚労省から取得したと発表した。

同剤は、フルルビプロフェンの活性本体とハッカ油を有効成分とする配合剤で、患部組織への移行性を高めた非ステロイド性抗炎症薬の貼付剤。臨床試験で変形性関節症に有効性と安全性が確認された。

大正製薬の連結子会社である大正富山医薬品(本社:東京都豊島区、藤田憲一社長)と帝人ファーマ(本社:東京都千代田区、宇野洋社長)が共同販売を行う予定。