2015年09月30日
帝人ファーマ、岩国に開発拠点 融合製剤棟完成
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人ファーマ

帝人ファーマ(本社:東京都千代田区、宇野洋社長)は30日、素材技術とヘルスケア技術の融合による医薬開発拠点として総工費約20億円で岩国事業所内に建設中だった「融合製剤棟」が完成し、10月1日から稼働開始すると発表した。

同社は、高機能繊維及び医薬品の製造技術の融合による画期的な医薬品として、止血・接着効果の高い外科手術用シート状接着剤「KTF-374」を開発した。「KTF-374」の治験薬製造や量産プロセスの開発に取り組むとともに、融合領域の新規製品開発に向けて新たな融合領域の製剤開発拠点として「癒合製剤棟」を新設するため、2014年10月から製薬技術研究所で建設を進めていた。