2015年10月02日
名大など13大学、23企業で「GaN研究コンソーシアム」設立
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:物質・材料研究機構、名古屋大学

物質・材料研究機構(NIMS)は1日、名古屋大学、名古屋工業大学、名城大学、豊田工業大学、産業技術総合研究所、NIMSが幹事機関となり同日付けで「GaN研究コンソーシアム」を設立したと発表した。

同コンソーシアムは、GaN(窒素ガリウム)を中心的な材料として、世界をリードする省エネルギーイノベーション(社会的・経済的価値)の創出を目的に設立された。世界をリードしているGaNの研究ポテンシャルを核にして、産学官の密接な連携のもとにオープンイノベーションの拠点を名古屋地区に創設し、革新的な知の創出から橋渡し、社会実装までの一貫したプロセスを産学官で共創することによるイノベーションエコシステムの確立を目指して活動していく方針。

また、産学官の機関に所属する若手人材の積極的な参画を推進し、わが国の将来を担う研究者・技術者の育成に貢献する。参加メンバーは、幹事機関とは別に学界から9大学、法人企業23社が参加表明があった。コンソーシアムの代表世話人には、名古屋大学副総長・学術研究・産学官連携本部長の財満鎮明氏が就任した。