2015年10月08日
大陽日酸など、間葉系幹細胞の再生医療実用化へ製品開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO、大陽日酸

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は8日、DNAチップ研究所、ゼノアックリソース、大陽日酸の3社が
間葉系幹細胞の再生医療実用化に貢献する製品開発に成功したと発表した。

NEDOプロジェクト(再生医療の産業化に向けた細胞製造・加工システムの開発)の成果となる。
DNAチップ研究所はヒト間葉系幹細胞の品質評価に特化したカスタムアレイCGH解析サービス、ゼノアックリソースはGMPに準拠した細胞凍結保存液の商品化、大陽日酸は温度履歴情報統合管理システムの開発を実現した。

これらの成果は、細胞を育て、保存し、届ける工程に貢献する製品および技術提供であり、再生医療の最終製品の品質を評価し、それらの品質を維持したまま各医療機関へ供給するために必要な要素技術群として、間葉系幹細胞の再生医療実用化への貢献が期待される。

これらの成果は、10月14日~16日、パシフィコ横浜で開催される「バイオジャパン2015」に展示する。