2015年11月04日
協和キリン、生産拠点を再編 堺工場を閉鎖
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは4日、生産拠点の再編に伴う堺工場の閉鎖が完了したと発表した。
同社は、2010-2012年中期経営計画の中で、生産拠点の老朽化及び立地条件の問題解決、生産の効率化、コスト競争力の強化を目的にした「生産拠点の再編計画」を発表し、堺工場の閉鎖も決定していた。

堺工場は、旧協和発酵工業の創立と同時に1949年に化学品工場として稼働を開始した。1971年から医薬品原薬の製造を開始し、これまで協和発酵キリンの医薬品原薬製造拠点として役割を果たしてきた。

同工場で製造してきた原薬は、協和発酵バイオの子会社である協和ファーマケミカル(本社:富山県高岡市、大島悦男社長)が引き続き製造する。