| 1999年11月09日 |
| ダウ・ケミカル、化学工業のレスポンシブル・ケアで国際標準化運動を推進 |
| 2005年目標として排出物の放出を50%削減 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
ダウ・ケミカルは中国上海現地時間の9日、アジアの化学工業界に対し、レスポンシブル・ケアの原理を採用して経済的発展、社会的責任および環境保全を統合するグローバル名運動に参加するよう呼びかけた。 上海で開催されている第5回アジア太平洋地域レスポンシブル・ケア会議における基調講演に臨んだ同社のラリー・ワシントン環境・健康・安全(EH&S)担当グローバル副社長が、「社会的要求を考慮すると同時に会社の事業目標と公共が要求するより最適な環境と安全基準とを統合することが、化学工業の持続的成長を達成する唯一の方法である」と語ったもの。 またEH&Sの重要なバランスを達成するために、レスポンシブル・ケアは最適なツールであり、1980年代半ばにこの概念を導入してから大きな進歩が得られたと述べている。レスポンシブル・ケアは、10年前にスタートして以来、世界45カ国で採用されている。 さらに同氏は、排出物の削減が実際に会社の業績に貢献してきたというダウ・ケミカルでの実例を挙げながら、EH&Sを会社の事業計画に統合することは良好なビジネスセンスを育成することにもなると示し、重要なのは事業が持続的で、競争力を持つためには、会社の損益に責任を持つと同様、事業が環境や安全に対し世金を持たなければならないことであると強調した。 ダウ・ケミカルはEH&Sに関し、2005年にけが、疾病、交通事故、輸送事故および化学品の漏洩や流出事故を90%削減する目標を掲げている。加えてその目標では、廃棄物、廃水および化学物質の放出を50%削減、また有害物質や発ガン性の疑いのある物質については75%削減を目標としている。 例えば中国・寧波にあるポリウレタン設備はその良い例で、1999年中これまで環境や安全上の事故は皆無で、このような事故をゼロにする2005年の目標は十分達成できる状況にある。 最後に同氏は、「当社の改善目標はグローバルなものだが、太平洋地域の各国およびプラントでの実績はそれらの目標達成に不可欠である」と講演を締めくくった。 |