2015年11月06日
武田薬品、来月米学会で新規悪性リンパ腫剤データ公表
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は6日、12月5日から8日まで、米国フロリダ州オーランドで開催される第57回米国血液学会(ASH)年次総会で、同社が開発した新規経口プロティアソーム阻害薬イキサゾミブ(開発コード:MLN999708)の臨床第3相試験データを公表すると発表した。

同剤は、悪性リンパ腫の再発・難治性の多発性骨髄腫を対象にしたもので、その臨床試験データを公表する。
イキサゾミブは、重要で継続的なアンメットニーズを満たす新たな多発性骨髄腫治療薬として評価され、米食品医薬品局(FDA)により優先審査に、欧州医薬品庁(EMA)の迅速審査に指定されている。