2015年11月17日
三菱樹脂、錠剤・カプセル包装用防湿シート2品種発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱樹脂

三菱樹脂は17日、医薬向け錠剤・カプセル包装用防湿シートで、硬質塩ビ(PVC)系の「ビニルホイル」と、ポリプロピレン系「スーパーホイル」の2製品を新開発し、11月20日から発売開始すると発表した。

■「ビニルホイル・Lシリーズ」
近年、飲みやすい薬として水なしで飲める口腔内崩壊錠が普及しているが、口の中で溶けやすいこれらの錠剤は湿度に敏感なため、より防湿性の高い包材が求められる。新発売する「Lシリーズ」は、PVCとフッ素系材料を複合したシートで、従来品に比べて防湿性が2倍以上高い。取り出しやすいなどの特徴もある。

■「スーパーホイル・Bシリーズ」
CPP(無延伸ポリプロフィルム)をベースに植物由来樹脂を複合したシート。バイオマスプラスチック度が50%と高いため化石資源の消費削減に貢献できる上、CPP単体グレードに比べて約2培の高い防湿性能を有する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1447730456.pdf